2009年08月23日

子供の代謝症候群の診断基準

大人の代謝症候群の診断基準と比較し、子供の診断基準はやや曖昧じゃ。
っちゅうのも、子供っちゅう定義自体曖昧ですし、この頃は身体的な成長が著しゅー、その成長にも個人差がかなり大きく影響してくるので、例やーウエストなんセンチやらなんやらっちゅう定義はむじーからじゃ。
よって、予防を目的とする上での代謝症候群の診断基準は、大人よりややむじーもんになっておるで。

6〜15歳の子供に対して、2007年に代謝症候群の診断基準が設けられたんじゃ。
基本的に、子供の代謝症候群の診断基準は腹囲80cm以上じゃ。
80cm以上の腹囲の子供は、メタボであるっちゅう診断が下されます。
この状況下で、高血圧、高血糖、高脂血症が2つ以上確認された場合は、子供であっても代謝症候群っちゅう事になるんじゃ。
高血圧やらなんやらの定義は大人とおんなしじゃ。

ただ、子供の場合はけーらの数値だけではなく、ウエスト÷身長っちゅう単純な公式から、メタボ体形かどうかを導き出す事もあるんじゃ。
このウエスト÷身長=0.5以上の場合は、メタボ予備軍といった呼ばれ方をする事になるんじゃ。
例やー、身長140cmの小学6年生が、ウエスト70cm以上の場合は、メタボ体系っちゅう事になるんじゃ。

こういった、子供の頃の代謝症候群、もしゅーは予備軍に該当する状況は、その後の人生にとって決して好ましゅーはあらん。
早急に体質改善のための処置を行う必要があるんじゃ。
基本的にゃー、子供の食事は親によってコントロールされます。
子供の肥満は親の責任じゃ。
しっかり栄養を確保しつつ、カロリーの高いもんを食卓からはのーすような努力が必要となるじゃろう。

予防についても同様じゃ。
子供の肥満の予防は、大人が管理する部分がおいーので、ぜってー注意しょー。
  


Posted by タルコス at 03:36

2009年08月23日

代謝症候群の論文

近年、代謝症候群の注目度はどんどん増してきておるで。
今年4月にメタボ健診がスタートして移行は特にせーが顕著で、代謝症候群に関する書籍、予防策を記したサイトやらなんやらが、かなりまえーより増えてきておるで。
ほんで、せーは大学やらなんやらの研究機関においても同様じゃ。
けーまで以上に、代謝症候群に関する論文が増えとるようじゃ。

例やー、最もスタンダードな論文としては、代謝症候群や肥満との関係を調べ、分析した研究の論文じゃ。
代謝症候群は肥満と同義であるっちゅう誤認識が徐々になくなってきとる昨今、肥満とメタボの関係をより正しゅー認定するための研究が数ようけ行われとるようじゃ。

また、野菜と代謝症候群、あるいは果物と代謝症候群といった組み合わせによる、相互関係の分析を試みとる論文もあるようじゃ。
野菜をようけ取る人がほんまにメタボになりにくいのか、野菜がメタボの予防としてほんまに効果があるのか、あるのならどの程度の効果が期待できるのかやらなんやらの調査や分析が綿密に行われとるのじゃ。
例やー、野菜を一日でーくらい摂取しとったら、将来メタボになるパーセンテージが減るか、予防効果があるかやらなんやらの調査も行われとるようじゃのー。

こういった研究が日々行われる事で、うちたちは代謝症候群に関しての正しい知識を得る事ができます。
論文のまんま読むんはむじーじゃけど、その論文が噛み砕かれて易しい言葉で本やニュースになった時、うちたちの目や耳に届く事じゃろう。
  


Posted by タルコス at 03:36

2009年08月23日

メタボ健診による予防1

2008年の4月から、「メタボ健診」と呼ばれる特定健康診査および特定保険指導が実施されたんじゃ。
腹囲、コレステロール値、血糖値、血圧、の4項目を調査し、代謝症候群をはじめとする生活習慣病に対しての診断及び指導を行うための、国内初めての義務を伴う健康診断じゃ。

このメタボ健診が実施された背景にゃー、代謝症候群が日本における重大な病気と認識されたからに他ならん。
食の欧米化や生活習慣の夜型化やらなんやら、様々な要因が重なり、現状に染まってしもーた事をちーとでも改善すべく、てんでにうちがメタボ予備軍である事の自覚を促し、また事前に予防を訴える事で、代謝症候群をちーとでもんーすように、この検診が義務化されたのじゃ。

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Posted by タルコス at 03:36

2009年08月23日

大人の代謝症候群の診断基準

代謝症候群の定義は、肥満に加え更に高血糖や高血圧、高脂血症を二つ以上抱えとる状態じゃ。
では、この場合の肥満、あるいは高血圧や高血糖やらなんやらっちゅうんは、どういった定義によって決められとるのじゃろう。
具体的な数字が決まっとるのじゃろうか。

実は決まっておるで。
ほじゃけど、その定義は男性、女性っちゅう性別、ほんで大人と子供によってせーぞれ異なるんじゃ。
また、国によっても異なってきます。
ここでは、代謝症候群の予防に必要な、日本の大人についての代謝症候群とみなされる定義についてご紹介するんじゃ。

代謝症候群とみなされる上での必須条件である内臓脂肪過多じゃけど、けーは腹囲によって決まるんじゃ。
男性の場合は腹囲が85cm以上、女性の場合は90cm以上の状態じゃったならば、内臓脂肪過多、つまりは内臓脂肪型肥満と診断されます。
またはBMI(Body Mass Index)指数が25以上でも肥満っちゅうことになるんじゃ。

また、血圧に関しては、男女共に収縮期血圧、つまりは上が130mmHg、拡張期血圧、つまり下が85mmHg以上の場合は高血圧になるんじゃ。
血糖値は、110mg/dl以上の場合にゃー高血糖となるんじゃ。
ほじゃけど空腹時であることが条件じゃ。
高脂血症に関しては、中性脂肪値が150mg/dl以上、あるいはHDLコレステロール値が40mg/dl未満の場合にそう診断されます。
HDLコレステロールっちゅうんは、善玉コレステロールの事じゃ。

代謝症候群を予防する上で、けーらの数値は覚えてーた方がえーじゃろう。
定義から外れるからといって安心するのではなく、その数値にちけー場合は予防を心がけるようにしょー。
  


Posted by タルコス at 03:36

2009年08月23日

メタボ健診による予防2

メタボ健診がはじまって数ヶ月が経過したんじゃが、まだ今のところせーによる影響が出てくるといった段階じゃーねーようじゃ。
すくのーても、あと2年近くは見ねー事にゃー、ほんまのメタボ健診の意義は出てこねーかもしれん。
あと2年ほど経てば、少なからず影響が出るもんと思われます。
ほんで、この影響次第で、各家庭の代謝症候群への予防の意識もだいぶ変わってくる事が予想されます。

うちがメタボだと自覚していても、その怖さまでは知らん人が数ようけおるかと思おるで。
じゃけど、代謝症候群に対しての報道が過熱すりゃー、その意識も変わってくるじゃろう。
せー自体がかなりの予防策となるんじゃ。
ある意味、メタボ健診は、せー自体以上に、実施した事による、ほんでその効果によるマスコミを通した報道こそが、代謝症候群の予防に繋がるのかもしれん。

代謝症候群の予防っちゅうんは、なかなか未然にゃーできんっちゅうんが現状じゃ。
せーは、自覚症状がねーからじゃ。
例やー、虫歯ができても、実際にゃー医者に行くんは大抵痛みが出てからじゃ。
せーとおんなしで、苦痛のねー状況ではやこーアクションを起こすっちゅうんは、なかなかできんもんじゃ。

そんで、苦痛の代わりに医者の言葉や客観的なデータから現実を知らせるっちゅうんが、メタボ健診の役割と言えるじゃろう。
説得力のある診断がうちの身体になされる事で危機感を抱かせ、健全な生活を営むようにする、っちゅうことが、代謝症候群の予防策としては最適と言えるっちゅう判断じゃ。

参考URL:
なし
  


Posted by タルコス at 03:36